三百年先の未来を見据えた「善光寺の森」プロジェクト

2016/11/26

今年も善光寺の森枝打ち作業に参加してきました。

去年までは、手ノコでの枝打ちでしたが、今年は、柄の長い枝打ち鋸を使用して2mくらいの高さまでの枝打ちでした。

2日前の11月の初雪が善光寺の森にもまだ残っている中での作業でしたので初めは足元が寒かったのですが、作業をしているとすぐに体が温まってきました。

作業後には今年だけ配られるという記念品を頂きました。その記念品の中に入っていた善光寺の森について書かれたパンフレットの内容から抜粋してみました。

善光寺の本堂の前に寛延3年(1750年)建立の山門があります。山門の屋根は栩葺(とちぶき)屋根としては、日本最大です。

大正年間の葺き替え時には檜皮葺(ひわだぶき)となりましたが、平成の大修理において建立当時と同じサワラ材を厚さ約12ミリの栩板(とちいた)と呼ばれる板にし、職人が一枚一枚竹釘を打って栩葺としました。

サワラは木の目がまっすぐで板に加工しやすく軽いうえに水湿、凍害に強いため、頼もしい屋根材となります。

この修理で屋根を葺く約17万枚のサワラ板を地元から調達することが叶いませんでした。

次回の修理には、地元産の材料をとの市民の願いから平成19年(2007年)市有林1.5haにサワラとヒノキ4500本を「善光寺の森」として植樹しました。

材料として使用できるまでには三百年はかかるとされ、世代を超え未来に引き継ぐ壮大な計画です。